芝生のお手入れ

芝刈り/刈り込み
芝刈りは美しい芝生を保つのに最も重要なメンテナンス。
芝生にとって良い環境だと、芝生はすくすくと育ちすぐに伸びてしまいます。とくに5~9月くらいの時期は成長のスピードが速く、週に一度は草刈りをしなければなりません。
あまり伸び過ぎてほったらかしになった芝生は、汚ならしくみっともないです。もはや単なる雑草といっても良いでしょう。
美しい芝生を作るためには、こまめな芝刈りにかかっています。「長くなったから刈る」のではなく、美しい芝生を保つためにこまめな芝刈りを心がけましょう。
水やり
季節ごとの適切な水やりを心がけましょう。
芝生の管理に不可欠なのが水やりです。芝生は、水不足になると葉の緑色が失われ、やがて枯れてしまいますので特に夏場には毎日の水やりが必要となります。
水やりのしすぎは良くありませんが、鉢植えの植物と同じような間隔で水やりをして、芝生を乾燥させないようにして下さい。
目土入れ
芝生の萌芽を促し、細く密な葉を形成します。
芝生を元気よくするメンテナンスの一つに「目土入れ」があります。目土入れとは芝生に3~6mmの厚さに薄く土をかける作業のことをいいます。
目土入れは芝生の萌芽を促したり、細く密な葉を形成するなど、さまざまなメリットがあります。また生長の悪い箇所の凹凸を修正することで、芝刈りも楽になります。
目土には、排水性のよい山砂・川砂を使います。ホームセンターや園芸店でも購入できます。
目土のデメリットは、地面の高さがどんどん上がることです。毎年1cmずつ目土を入れていくと、10年後には地面の高さが現在より10cmほど上がることになります。
こうなってしまったら、地面の高さを元に戻すには、張り替えなどの処置が必要になります。
このように目土入れを続けると確実に地面の高さが上がりますので、これから芝張りをされる方は、それを前提として芝生を張る場所の計画を立てておきましょう。
芝生の除草
美しい緑色の芝生には除草が欠かせません。
芝刈り同様に重要なのが雑草対策です。雑草が生えた芝庭はあまりきれいではありません。また雑草は芝の生育を妨げます。栄養を奪われ、日陰を作り、害虫の原因になります。
雑草は芝に比べ生育が早く、放置しておくとすごい勢いで生えます。雑草を見つけたらすぐに根元から完全に取り除く必要があります。
庭が広すぎて大変とか、面倒くさいという方は、芝生用の除草剤を使いましょう。芝は残して他は枯らすので,これを定期的に使うと良いでしょう。